FP技能士1級実技試験を受検しました。 [FP技能士]
本日、FP技能士1級の実技試験を受検しました
昨晩は、試験対策の最後として、青本の残り50ページの通読(これで2回目の通読が完了)と、過去問2回分の回答案作り(計16問)を無理やりに完成させ、焼酎お湯割り+レモンを2杯を飲んで、朝4時に就寝。
有楽町には11:30に到着。以前何度か行ったことのあるドトール2階の喫煙室にて青本に多数貼ってある付箋箇所の見直し・・・、そして東京国際フォーラムのG棟6階には集合時刻12:45に到着。
同じ控室の受検生は8人で、うち女性は1人。同室の受検生は皆さんは割と若い感じで・・・、もしかすると同じ勤務先の開発部の方(普段話したことがあまり無い方なので。)と思われる方も同室でした。(もちろん私語厳禁なので話しかけることはできません。)
で、本日の試験結果としましては、試験問題2問のうち、パート1はほぼ完璧。パート2はボロボロ・・・で終わりました。
具体的には、
パート1は、非常にオーソドックスな非上場優良企業の事業承継の問題。
類似業種比準価額採用時の株価引き下げの具体策(無配・記念配当等の配当引き下げ、不良資産償却等による利益引下げ、純資産引き下げ)、遺言の種類、納税資金対策、非上場企業株式の贈与税の納税猶予制度、民法の特例(遺留分の除外合意、固定合意)、金庫株(相続開始後3年以内の譲渡なら所得税が20%、相続税の取得費加算も適用可能)、FPの倫理・・・。
めちゃくちゃ緊張し、問題用紙を持つ手から汗が出て、問題用紙にシミができてしまいましたが、事前の15分間に問題用紙にガリガリとメモした箇所が、ほぼそのまま口頭試問され、楽々回答。
自分自身、ほぼ完ぺきな回答と思われ、試験官の顔もにこやかに見えました。
しかし、後半のパート2は、なんじゃこりゃという問題。
子供の住宅取得に3000万円、孫の住宅取得に1000万円を援助したいので、自宅周辺に持っている複数の土地(借地権を最近解消した駐車場、接道義務を果たしているのか怪しい老朽化したアパート土地、古屋を取り壊した土地)のうち、どれを売れば良いかという問題。
事前の15分間には、何が言いたい問題なのか全く分からず、表示されている路線価で相続税評価額と推定売買価格をメモしたりしていましたが・・・・、対象地の中に、昨年、家屋を取り壊したばかりの土地があることを見落とし、まんなかの土地は将来、自宅との一体開発も可能なので、自宅から離れている駐車場を売るべきと回答・・・・。
試験官から、古屋を取り壊したばかり真ん中の土地を売ると、今なら3000万円の特別控除が受けられると指摘され、頭の中が真っ白・・・。
おまけに、特定居住用住宅の譲渡にかかる優遇税率(6000万円まで○%、それ以上は○%とかってやつ。)をど忘れし、更にタジタジ・・・・。
試験時間12分間の間、はっきり言って、私よりも試験官の方がずっとしゃべっていました。
青本の合格体験記に記載されているとおり、確かに、試験官は何度も助け船を出してくれましたが、その都度、とんちんかん、もしくは間違った事を回答してしまい、あぁぁぁぁぁ~・・・・・・・・・・・・。
帰りの電車で皮算用(いわゆるトラタヌ)しましたが、パート1はきっと80点か90点取れているはずなので、論点は、ボロボロのパート2で果たして40点取れているかということ・・・・。
まぁ、流石に40点は取れているだろう、と自信自身に言い聞かせながら帰宅しました。
何とも後味の悪い結果で、ちょっと具合が悪くなりかけましたが・・・・、もはや悩んでも仕方ない、試験結果の発表は3月24日ということなので、当面、きっと合格しているだろうと考えることにします。早く結果が知りたい
本日受検された皆さん、お疲れ様でした。
そして明日受検される皆さん、ご健闘をお祈りいたします。