FP1級実技試験の合格発表 [FP技能士]
本日、金融財政事情研究会(きんざい)のHPにて、FP1級実技試験(私は2011年1月29日に受検しました。)の合格発表があり、確認しましたところ、無事に合格しておりました。
http://www.kinzai.or.jp/gokaku/result/89/page1.html
きんざいのHPによると、今回のFP1級実技の試験結果は、
受検申請者数538人、受検者数512人、合格者数414人、合格率80.86%
ということで、相変わらず、非常に高い合格率となっています。
http://www.kinzai.or.jp/ginou/fp/detail/84
実技試験当日、東京国際フォーラムの待合室で同室だった方々も、受験番号が並びだとすると、私を含めると、8人中の7人が合格しているようです。
昨年9月に受検したFP1級学科試験が、
受検申請者数7,074人、受検者数4,614人、合格者数338人、合格率7.32%
と難関であったことを考えると、金融財政事情研究会が主催するFP技能士1級は、学科試験がメインで、実技試験は受検料(25,000円)稼ぎのおまけのようなものに思えてしまいます。
でも、そう言いながらも、私の場合、FP1級学科の勉強期間が約2ヵ月間と極めて短く(7月の改訂版テキスト出版を待っていた為です。)、その結果、ギリギリ(125/200点)でのラッキーな合格だったので、FP1級に対する理解度は低く、実技試験対策の約2ヵ月間の勉強(こちらも福祉住環境コーディネーター2級試験が終わってから勉強を開始。)で、初めて理解した部分が多かったことも事実です。私はFPとして生計を立てる訳では無いのですが、実技試験対策の勉強を行ったお陰で、FP1級実技試験の肝とも言える、相続、事業承継、不動産の3分野については、ある程度の知識を得られたのではないかと思っています。もちろん細かい部分はエビングハウスの忘却曲線(20分後には42%、1ヶ月後には79%を忘れてしまうというもの。)に従い、次々と忘れますので、今となっては、「あぁこういうケースでは、何か税の優遇制度があったかも?」というレベルですが・・・。
それにしてもFP1級実技に関しては、1月29日の実技試験会場にて、問題用紙が回収され、また模範解答もどこからも公表されず、面接試験という特殊性から合否の感触が掴めなかった為、勝手皮算用の挙句、きっと大丈夫だろうと信じ、今日の発表まで忘れようと心掛けておりましたが、一発合格できて本当に良かった~と一安心したところです。
FP技能士は、試験に合格したらファイナンシャル・プランナーとしての業務が行えるというような業務独占資格ではなく、サラリーマンの私にとっては、単なる自己満足に近い資格ですが、昨年1月のFP技能士3級受検に始まり、5月のFP技能士2級、9月のFP技能士1級学科を経て、今回のFP技能士1級実技でしたので、各級に合格してのFP1級取得としては最短ルートであり、自分自身では大変満足しております。長かったFP技能士の勉強もこれで完了ということですね
なお、FP1級実技試験の成績(点数)は、合格証書と共に、宅急便で送られてくるようなので、今週末にでも改めて報告します。