測量士補試験を受験しました! [測量士補]
慣れない三角関数メインの試験ということもあり、前回のブログ更新から少し間が空いてしまいましたが、本日、待ちに待った測量士補試験を受験いたしました。
試験場所は、調布の電気通信大学のA号棟101教室。
およそ150人は入るであろう大きな教室で、大半は若者・・・。受験生は高校生~大学生がメインで、社会人は少ないかな…。そして僅かに年配者。女性はざっと見た限り3~4人程度。
大学の入口付近では、どこかの高校の先生と思しき方が、学生服を着た学生らを誘導していましたので、工業高校等の生徒が学校主導で受験しているものと思われました。
測量士補の試験時間は3時間、午後1時半~4時半。う~ん、長い!
問題数は28問で、全て5択のマークシート。問題用紙はA4版ホチキス留め。右側に問題があり、左側は全て空白。電卓が持ち込めないので、全ての計算は筆算で左側の余白部分に行います。最終頁に平方根と三角関数の解が付いており、これらを参照しながら問題を解きます。
もちろん途中で計算ミスをすると、選択肢に解答が無いため、自己チェックにより計算ミスが判ります。その意味で、5択はちょっと救いかな・・・とも思います。
試験開始と同時に試験問題を開くと、つい最近、新しく購入した問題集で解いたばかりの最確値の標準偏差を求める問題。これはスタートから幸先が良い
私は順調に問題を解き進め、全く見たことのない問題は2問程度。これはっていう問題の一つは、巻末の関数表に掲載されていない√0.5の開根が必要な問題でした。
その後、一心不乱に問題を解き進め、気が付けば午後3時の退出可能時間。試験監督のアナウンスで、10人程度が一斉に退出。右隣の白髪混じりのおやじさんも退出。今回の試験で午後3時に退出した人はちょっと早いんじゃないの?その頃、私は23問目位を解いていました。
午後3時20分位に全ての問題を解き終え、受験票の片隅に、こそこそとマークシートに記入した解答を書き写し・・・。そうなんです。この試験は試験終了まで残っていないと試験問題が貰えないのです。まぁ、不正防止の為には仕方ないとも思いますが、試験問題を持ち帰らず、自分が記入した解答も書き写さずに早期退出した受験生は、試験発表までの間、ストレスが溜まりそう。それとも、早期退出した受験生は、みんな受験票に自分の解答を書き写しているのかしら…。でも、試験監督からは、受験票に書き写してはいけないとの特段のアナウンスは無かったので、私の行為は許されるということで…。
早期退出すると、外は大雨! 傘を持っていない大勢の受験生達が、雨が止むのを待っていました。
私は、こんなところで待っていたくなかったので、とりあえず大学の入口付近までダッシュ!
喫煙場所で試験終了後の美味いタバコを2本吸い、雨が弱まるのを少しだけ待ち、制服姿の高校生の後ろに付いて駅までダッシュ! 結局、傘を買わずに家に帰り着きました。
で、本日夜19:30時点のLECの模範回答で採点。無事、24/28点で合格の見込みです。19/28点で合格らしいので我ながらエクセレントです!
これで次に何の試験を受けるか目標を定めるまで暫くの間、通勤電車内での勉強から解放されます。さて、毎日、通勤の電車内で寝るかな…。
<まとめ>
この試験を受けて良かったことは、
①大学受験までは、ごく普通に行っていた筆算(加減乗除)を、苦痛に思わず、またスラスラとできるようになったこと。(大学進学後は、簿記受験のため、電卓のプロになっており、筆算ができなくなっていました。)
②高校時代に習った三角関数をほぼほぼ思い出したこと。(中高生にだって教えられます。)
③文系の私にとって、おそらく過去に習ったことのない平方根の開根ができるようになったこと。(今回、測量士補のテキストだけでは理解できず、ユーチューブの映像でも勉強しました。)
④測量士補の資格そのものは、それほど難しい資格ではなく、また、取ったから直ちに何かができるという資格ではありません(基本的には、測量士の補助をする見習い的な資格だと思います。)が、これはこれで自分の知らない世界を垣間見たようで面白かった。
です。
私のブログにお越しいただいた沢山の皆さん、そして沢山のniceやコメントをくださった皆さん、ご声援ありがとうございました。