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CIA(公認内部監査人)試験の申込みについて [CIA(公認内部監査人)]

CIA(公認内部監査人)試験は数年前に、コンピュータ・ベース・テスト(CBT)方式[ひらめき]に移行しており、事前に予約[電話]さえすれば、いつでも日本国内に数ヶ所ある試験会場(東京・札幌・宮城・横浜・名古屋・大阪・福岡・那覇)でコンピュータを用いて試験を受けることができます。

そのため、試験申込みも随時受け付けているようで、私は本日、日本内部監査協会というところへ、受験申請書類を簡易書留で発送[手(パー)]しました。

1.CIA試験の試験範囲について

CIA試験は、次の4分野から構成されています。出題数は各Partとも100問[ひらめき]、試験時間は各Part とも2時間45分[ひらめき]です。試験は日本語[わーい(嬉しい顔)]で受験でき、試験問題は世界共通[iモード]です。

また、CIA試験の得点は、250~750ポイントのスケールド・スコアに換算され、600ポイント(おおむね75%の正答率)以上で合格となります。アビタスのHPによれば、合格率は各Part毎に35~40%[ひらめき]で、科目合格制度[ハートたち(複数ハート)]を採用しているため、Part毎の取得が可能です。

CIA試験の4分野
 PartⅠ ガバナンス、リスク、コントロールにおける内部監査の役割
  The Internal Audit Activity's Role in Governance, Risk, and Control
 PartⅡ 内部監査の実施
  Conducting the Internal Audit Engagement
 PartⅢ ビジネス分析と情報技術
  Business Analysis and Information Technology
 PartⅣ ビジネス・マネジメント・スキル
  Business Management Skills

  

2.CIA試験の申込手順について

日本内部監査協会のHPによると、CIAの受験申込から認定までには、
①試験申込書の提出 : 随時受付可能。
②受験申込完了のお知らせ : 米国IIA本部での登録が必要な為、試験申込書提出
から約4週間[爆弾]掛かる。
③試験日時とテストセンターの予約 : 電話またはHPにて試験日時と会場を予約。
④予約確認書の通知 : 電子メールにて通知される。
⑤受験 : テストセンターにて受験。試験の結果は試験終了時に画面表示される。
⑥試験結果の通知 : 受験日の翌月末に正式な試験結果の通知が郵送される。
の各ステップがあり、思いのほか[ー(長音記号1)]、時間が掛かります。

特に②に要する4週間[爆弾]というのは、自分の学習ペースと併せて考えないと、試験までの間に無駄な時間[もうやだ~(悲しい顔)]を過ごしてしまう可能性があると思います。早め早めに受験申し込みをした方が良いかもしれません。私は、今回、PartⅠとPartⅡの2科目分を申し込みました。

  

3.CIA試験の申込書類について

CIA試験の申込みに必要な書類は、[1]受験申請書、[2]卒業証明書、[3]推薦状、[4]内部監査実務経験証明書の4種類です。受験申請書以外は、初回申請時のみ提出すれば良いのですが、初回登録から全Part合格までに4年間という時間的な制限があります。CIA取得者の多くは、1年程度で全Partを取得しているようですので、学習を始めた以上は、時間を空けずに、一気[遊園地]に全Part取得してしまうことが必要ですね。
私は今回、推薦状を数年前にCIAを取得した同じ会社の方に、内部監査実務経験証明書を人事部で作成して貰いました。内部監査実務経験証明書[ひらめき]と言っても内部監査の実務経験は必要ありません。会計・経理・財務・法務の実務経験が2年以上あれば、実務経験があると看做して貰えるようです。[わーい(嬉しい顔)]

  

4.CIA試験の受験費用について

何といってもCIA試験のネックは受験料です。受験料は異常なほど高く、登録料が8400円、各partの受験料は16,800円です。資格取得までには、4part全てに合格することが必要ですので、登録料8,400円+受験料16,800円×4=75,600円が必要ということです。これまでに取得した国内の公的資格と比べると、ちょっと高過ぎ[がく~(落胆した顔)][がく~(落胆した顔)][がく~(落胆した顔)][がく~(落胆した顔)][がく~(落胆した顔)][がく~(落胆した顔)][がく~(落胆した顔)][exclamation&question]
登録料・受験料は、郵便振替またはクレジットカード(珍しい[手(チョキ)])での支払いとのことなので、私は、今回、part1とpart2の2科目を申し込みました。
学生・教職員の方には割引(登録料4,200円、1part10,920円。)があるようですので、監査業務に関心のある学生さん[ビル]は、在学中に取得しておくべきと良いでしょう。

  

5.学習の進捗状況について

前回ご紹介した中央経済社の「内部監査基本テキスト―公認内部監査人資格認定試験対応」は、ほぼほぼ通読を終えました。書籍自体は約4cmもありますが、比較的に文字が大きく、また各Partに練成問題が沢山掲載されていますので、通読自体はそれほど大変ではありませんでした。

内部監査基本テキスト.jpg

まだ、1回読んだだけなので、「あぁ、そうなの~。ふんふん、内部監査人ってそういうものなのねぇ~[わーい(嬉しい顔)]」という感じですが、なんとなく試験全体のイメージは掴めた[手(チョキ)]という感じです。

特に、練成問題を解いて判ったことなのですが、この試験は4択のマークシート方式[ひらめき](実際にはコンピュータ上で回答)で、特段の計算問題も出題されないようですので、通勤電車内[電車]での過去問中心の学習[本]で対応できそうだということです。

以上、今回のテーマは、CIA試験の受験申請と、試験対策の進捗状況のご報告でした。


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